【 2022年 】書き納め
みなさん、こんばんは!
こちらの更新も随分とお久しぶりとなってしまいました。
管理人の有輝です🖌
2022年も残すところあと僅か……。
みなさんにとってはどんな1年でしたか?
私自身はプライベートでの仕事が昇進し、過去一番忙殺された年となりました。
求められる存在でいれること、忙しいという役目が光栄であり、幸せな1年だったなと改めて振り返りました。
仕事面ではまだまだ課題が残るのですが、もう一面である作家としての振り返りもしっかりしておきたいと思い立ち、こうして記事を書きます。
お時間ある方はお付き合いいただけると幸いです☺️
筆休めでも書いたのですが、まず今年を振り返ったときの一番の思い出は念願の会津に行けたことだと思います🌸
会津若松への旅行、藤田五郎殿へのお墓参りなど、行きたくて行きたくて仕方なかったのですが住んでいる土地柄なかなか行きづらい地域であり……。
数年越しに願望を叶え、今年ようやく行くことができました。
思い入れが強く、薄桜鬼や斎藤さんを身近に感じながら何度も何度も書き直しながら上げた1本でした。
あれを超える熱量を込めた1本を2023年に書けるように努力して参ります✌️
会津から帰還してすぐ、今度は京都へ薄桜鬼ミュージカルを観劇に行きました✨
ミュージカルはもちろんのこと、京都観光も楽しめて、今年は心から旅行を楽しめる時間が多かったなと思います。
京都は半年に一度のペースで趣味の御朱印集めや癒しを求めて旅行に行っているのですが、何度行っても飽きないというか、観光できる場所が尽きないんですよね。
(実は12月にも京都へ行ってます……🤣)
なにより京都の街並みは歩いているだけで
「新選組が守ってきた場所なんだよな……」
とジーンとしてしまい、それだけで幸せな気持ちになれるんですよね。
会津への旅行や京都旅行など、新選組ゆかりの地巡りが多い私に対し、部下が
「店長は前世が新選組の隊士なのでは?」と言い出す始末⚔️
その土地に呼ばれて向かって、それだけで幸せな気持ちになれるのは縁があるからという言葉に、そうだったらいいなと思うばかりでした。
楽しい楽しい旅行が終わり、仕事ばかりの日々に戻ると気がついたら夏が終わっておりました。
9月に昇進することになり、もうひとつ上のブランドの店長になったのですが準備していた心構えや知識では、正直まっっったく追いつかず。
9月、10月は体調を崩して本当に辛い時期でございました。
8月の段階で休載のお知らせをTwitterに流していたのですが、更新を止めずに仕事をこなすのは今の私のレベルでは難しかったです。
休日は仕事中にできない雑務や書類を片付け、疲れたら寝るだけの休みを過ごす時間が続いてしまい、更新ペースがガクッと落ちました。
性分がせっかちのため、時間=命である。という思いが常にあります。
早く書きたい、綺麗に仕上げたい、満足のいくものにしたい。という思いとは裏腹に追いつかない体力や仕事のできなさに根を上げそうになりました😵💫
ただ諦めずに済んだのは、「もう書けないかも。完結させられないのでは……?」と思うたびに、『完結できなければそれは駄作』といういつかの先輩の名言を思い出し。
物語を描くことが好きなこと。
そしてなにより、薄桜鬼の熱に何度も奮い立たされてきました。
おかげで昇進から4ヶ月経った年末。
つい先程、昇進後初の更新をすることができました。
いやぁ、長かった……😭
大分仕事にも慣れてコツが掴めてきましたので、2023年の目標は執筆ペースを戻す……とはいかずとも、半月に1回のペースではあげていけたらなと思います。
みなさまには今しばし時間をいただきますが、待っててくれると嬉しいです。
紫電録が終われば、LGが待ってますからね!
こちらは大作になる予定なので、二次だと最後の長編になるのではなかろうかと最近感じております。
紫電録、LGを完結させるためにも、健康に気をつけながら仕事も執筆も充実させて過ごしていきたいと思います🙌
さて、本編に少し触れましょう。
紫電録 紫電清霜の2022年に更新できた本数は41章でした。
2022年の始まりは、ちょうど前世代の環那や爛、赤楝たちの過去に触れていた章です。
兄たちの世代から受け継がれた縁と夢を背負って、現代の夢主たちの戦いが続いています。
2022年の締めくくりは、甲州勝沼戦での一件が終わるキリのいい章でした。
2023年。
来年は雪平と夢主の攻防が続いている『九頭龍の修行』についてからスタート予定です。
物語としては半分は描き切ったところですので、更新ペースさえ保てれば2023年のうちに完結予定でございます。
あくまで予定ですが……😥
夢主と斎藤さんは無事に再会できるのか。
そして妖界を巻き込む詩織との決着にご注目ください🦊
それでは改めまして。
2022年、本年も大変お世話になりました。
みなさまにご愛顧いただけて、こうしてゆるゆると更新を続けることができております。
私なりのペースではございますが続けていきますので、また来年も遊びに来てくださると嬉しいです。
2023年もみなさまにとっていい年になりますように😌💕
管理人の有輝でした。
良いお年を!
【 筆休め 】会津旅行と薄ミュ 後編
みなさん、こんばんは☺️
管理人の有輝です。
さて、今回の記事は筆休めの後半。
ミュージカル薄桜鬼についてです🌸
『ミュージカル薄桜鬼 真改 斎藤一篇』
4/26、4/27の東京千穐楽。
そして5/5の京都大千穐楽に行って参りました。
舞台やミュージカルはアルカナファミリアやめいこいなどで何度か嗜んできましたが、薄桜鬼は初めての観劇でした。
もともと3次元に対して結構冷めている人種なので🙄
2.5次元も見れば楽しめるけれど、盛り上がって全通したり役者様にどっぷりハマるタイプではありませんでした。
ただ原作の一ファンとして、機会があるなら行ってみようかな~という軽い気持ちから毎回チケットを応募するくらい。
つまり俄かなんでしょうね…💦
ですが。
今回は人生での最推しである『薄桜鬼の斎藤 一』の舞台なので、いつもより数倍楽しみにしておりました☺️
ミュージカル薄桜鬼、今年で10年になる歴史ある舞台だそうです。
過去作品も配信で見れるようになっていたのですが、事前知識や過去作品にとらわれず真っ白な気持ちで見たかったので、何も準備せずに観劇しました。
観劇した結果。
殺陣や音楽、キャラのビジュアルや所作など、ここまで素晴らしいものを表現できるんだと感動を覚えており、今でも余韻から全く抜け出せておりません🥲
原作の何度プレイしても神がかったストーリーが前提にあるのはもちろんなのですが、薄ミュの殺陣やキャストのみなさまの熱量にあてられて、むしろ二次創作に対する創作意欲を失っております。笑
この原作、それを表現する舞台、歌。
正直……
「あれ、私なんでこのかみジャンルで二次してるんだっけ?? 大丈夫?????」と不安になってます🙄💦
アルステの時も同じような感覚になりました。
そう、きっと人はこれをロスと呼ぶのでしょう……。。
このようなクリエイティブや表現による衝撃を受けると、最初に感動と不安、そして喪失感を覚えた後に余韻を引きずって良い刺激に変換し、また筆をとっていくのはいつものことです。
(※不安や弱音は変な意味ではないのでご安心ください💁♀️)
しばらくこの余韻に浸りながら、またいつかあの舞台を観たいなと思いを馳せたいと思います。
橋本祥平さんの斎藤 一。
本当に一君でした。
ビジュアルもなのですが左手での殺陣、ちょっとした所作。リアルに一君が存在したらこんな感じなんだろうなと胸が熱くなりました。
もともと橋本さんは右利きらしいんですが、一君の役のために左手で殺陣をマスターされたそうです。
また、彼は初代斎藤一役であられる、松田凌さんが一君を演じている時に劇場スタッフとして薄桜鬼と関りがあったそうで、「いつか斎藤一を演じる」という目標のもと役者人生を歩んでこられたそうです。
胸熱以外の何物でもありません😭
表に出ない、内に秘めた闘志や志、しかと魅せていただきました。
(後日、配信にて松田凌さんの一君も拝見しました……。めちゃめちゃ格好良くて、橋本さんが憧れるのも分かります🙏✨)
実は、橋本さんの舞台を観劇するのは、今回が初めてではありませんでした。
『歌劇・明治東亰恋伽 朧月の黒き猫』舞台にて、菱田春草役で出演されていたので、そこで観劇したのが初めてです。
春草も推しキャラなのですが、この舞台が橋本さんの初主演だったそうで。
一君を演じている時の歌や所作などから、橋本さん自身の歴史も感じることが出来ました。
そして双璧である沖田 総司。
彼を演じたのは北村 健人さん。
もともとアルステのルカ役で知った役者さんです。
ルカに扮した姿は、本当にお嬢様至上主義の従者そのもので、幼馴染役のデビト役・校條さんとパーチェ役・小林さんとハマっていたと思います❣️
そんな彼が今回、あの沖田総司となる……。
過去の薄ミュは見たことがありませんでしたが、キャラビジュアルは知っていたので廣瀬さんの沖田さんと雰囲気が似ていて似合いそうだなと思っておりました。
結果、沖田さんだったなぁ……と余韻にずるずる引っ張られております。
あんなにルカだったのに、こんなに総司になるんだと。
月並みですが、凄いなぁ……プロだなぁ……と感動してしまいました。
観劇している際も劇後に更新される本人のTwitterからも薄桜鬼愛が伝わってきたのが、原作ファンとして大変嬉しかったです🥲💕
今回、生で観劇することができたミュージカル薄桜鬼。
ブロマイドを購入し、部屋に飾るほど感銘を受けました。
創作や表現の世界はやはり奥が深くて、人に感動を与えることができる素晴らしい世界です。
ずっと創作に携わっていたい。
そう思わせてくれるのはいつだって心動かす程の感動を与えてくれる作品たちです。
自分もいつか誰かの心に、同じくらいの強さと衝撃を、そして感動を残せるような作家になりたいと思いました😊
5/5の京都大千穐楽のあとは、京都観光をしてきました。
久々の八木邸。
新選組が好きであること。
史実の斎藤 一さんを尊敬していること。
そして薄桜鬼の斎藤 一を愛していること。
この想いこそ、変わらないものだなと思えた幸せな時間でした。
さて、楽しい時間は終わってしまいました。
仕事と両立しながら、プロットを立てて執筆を進めて参りましょう!✒️🗒
昨日Twitterでもお知らせした通り、しばらくは更新ペースが落ちるかと思いますがしっかり完結させますので、今しばらくお待ち下さいませ🙇♀️
それでは今日はこのへんで。
管理人の有輝でした🌸
【 筆休め 】会津旅行と薄ミュ 前編
みなさま、こんばんは🌙
管理人の有輝です。
4月の下旬からGWにかけて更新ペースが低迷しており、楽しみにしてくださっている方には申し訳ないです😓
実は、タイトルにある通り……!
4月下旬。そしてGWの後半で。
久々の休暇をいただき、会津若松への一人旅と薄ミュに行って参りました。
今回は筆休めとして、会津旅行について書いていきたいと思います。
コロナ禍に突入してから我慢して控えていた大好きな旅行。
緊急事態宣言もまん防も発令されていない期間であること、一人旅であること、感染対策をしっかり行うことを自分への条件として、久しぶりに行くことに。
旅先は今回、初の会津若松を選びました。
京都へはコロナ禍になる前は半年に1回のペースで遊びに行き、新選組の聖地巡りをしておりました。
壬生寺や八木邸はもちろん、西本願寺、二条城や三条大橋、池田屋跡、島原大門、京都御所、高台寺。
また紫電一閃で登場する、伏見稲荷神社や祇園、八坂神社などへもよく行き、おかげさまで京都の地理にも詳しくなりました☺️
京都、雅でいい古都ですよね🌸
対する会津若松は、斎藤 一にとっての戊辰戦争終結の地でありますが一度も行ったことがありませんでした。
会津に残る決意と覚悟を持った斎藤さんを心から尊敬しており、彼の魅力を語るエピソードのひとつがまさに会津残留なのですが、やはり切なくてですね……。
新選組の聖地巡りを続けてきた身としては、会津に行ったら【新選組の斎藤 一】の終わりを見届けなければならないと思い、避けてきてしまっておりました。
会津で切ない思いをするならば、京都での彼らの青い日々を追い続けたい!という単純な理由からでございます。
ですが、薄桜鬼と出会ってから10年以上の月日が流れ……。
大人になり、劇場版、真改やFD、新作OVAと関わる中で、
「やはり会津に行かなくては!」
と強く思いました。
コロナ禍で何度か断念し、2年越しに叶うことになった旅行は幸運にも桜の季節。
仕事柄、春は一年で最も激務なので花見をすることが数年できておりませんでしたが今年は会津で満開の桜と出会うことができました🌸✨
滞在期間は3日だったのですが、初日が満開。最終日には既に葉桜までに散っており、本当に潔く散っていくんだな、と儚さを肌で感じました。
京での活動期間が僅か6年ほどしかない新選組と、面影が重なります。
この旅は斎藤一の聖地巡り、御朱印集めと会津戦争についての勉強も兼ねていたのですが、本当に悲惨な戦いだったと思います。
鶴ヶ城や会津武家屋敷、飯盛山、そして七日町の阿弥陀寺へ藤田家への墓参りへお邪魔したのですが、どこへ行っても語られる歴史に胸がじーんとしてしまいました。
長くなりすぎるので歴史については割愛しますが、斎藤一さんがこの地で戦い抜いたのだと思うと……私も志を貫きたいと強く思うばかりです。
「 変わらないものをこそ、信じている 」
初志を忘れずに、持ち続けていられるだろうか。
ふとした時、立ち止まって己に問いかけたいものです。
そして劇場版で平助くんのセリフに「会津っていい所だな」という一言があります。
千鶴ちゃんを土方さんのもとへ送り出すシーンでの、一君との会話です。
会津旅行中は、何度もこのセリフが浮かびました。
自然に溢れていて都会の喧騒が忘れられる。空気がとても澄んでいてリフレッシュできる半面、清廉なそれらに貫かれるような思いがします。
魂が還るというのは大袈裟かもしれませんが、いや大袈裟でもなく。今までの一人旅の中でこの会津旅行は、本当に忘れられないものになりました。
今回、体力が持たずに如来堂に行くことができなかったので次回リベンジしたいと思います……🏃♀️💨
実は、紫電清霜の中で一際大切なシーンが含まれる44話を執筆したのは、この会津旅行の最中でした。
夜、宿で滾る想いをぶつけまくって書き上げたのが、あの44話です🖌
タイミングを狙っていたわけでは全くないのですが、会津で書けたからこそ、あの44話が描けたんだろうなと感謝でいっぱいでございます。
旅はいつでも優しさや温かみ、日常への感謝を教えてくれます。
なので定期的に行きたくなってしまうんですよね🧳✈️
これからも日々のお仕事に負けず、いろいろなことにアンテナを張って感じたことを物語の中に収めていきたいです。
そして、会津旅行だけでも幸せな時間でしたが!
実は会津旅と同じくらい幸せなイベントがこの後も控えておりました💕
それが……ミュージカル薄桜鬼🌸
こちらは更に長くなりそうなので次回、書いていきたいと思います。
それでは今日はこのへんで!
有輝でした🏯
PS
お土産屋さんで赤べこの置物を買ったら、店主の方があかべこ根付けをおまけでくださりました。
とても気さくな方でいろいろと歴史についてお話させていただきました。
「会津の三泣き」なんて言葉がありますが、個人的には会津人はそういうところを含めて素敵だなと思います。
紫電清霜 37話
みなさま、こんにちは。
いつも当サイトに遊びに来てくださりありがとうございます
管理人の有輝です
2022年4月22日に更新した「紫電清霜 44話」にて、甲州勝沼戦の山場と一区切りを迎えました!
昨年の5月から紫電清霜の執筆、薄桜鬼の再開をしてきましたが……
思った以上にここまで来るのが長かったです💦
更新ペースが以前よりゆっくりになっているのもありますが、なかなか思う様にいかないものですね。。
ここからが後半戦、詩織との本当の勝負に差し掛かります。
恐らく守護団と同等か、それ以上の尺になりそうだなという予感。
頑張りますので、ぜひ最後までお付き合いください!
それでは、本日のあとがき!
※ここからは物語の内容に触れますので、本編を読んでからの一読をおすすめします。
◇◆◇
37話
「前夜」
総司と再会したヒロイン、そして狛神くんが薫が率いる200体近い羅刹に襲われるところから開始します。
犬耳の狛神くんが見どころのひとつです🐕💕笑
狛神くんについてはまた別の記事を書きたいと思っているのですけれども💡
実は彼と総司の関係は、無名戦火録の初期の段階で決まっていました。
無名戦火録で狛神くんの相手を一番最初にしているのが総司です。
見事総司にコテンパンにやられてましたね。笑
師である藍人の憧れが総司だった点もあり、狛神くんからしてみれば面白いはずなく、因縁深い相手だったのです。
が、彼にとっての総司という存在に変化があったとすれば34話あたりからでしょうか。
狛神くんと総司の見せ場は別に用意がしてあるので、それが終わったら思いっきり書きたいと思います。
ヒロインと狛神くんが羅刹殲滅を繰り広げる中、結界で守られるだけの総司。
彼は自分は無力ではないと訴えます。
もちろん、総司の実力が撃剣師範クラスで一番組組長であることも理解しているのですが、労咳の進行具合を理解しているヒロインはそれを拒み続けます。
そこで総司から絞り出される「約束」のシーン。
これは完全に伏線だったのですが、無事に41話で回収されました
紫電清霜の総司とヒロインのシーンは、『自分の在り方について』をテーマにしています。
自らの幸福とは何かを考え、多くの選択肢の中で後悔しない道を選ぶということ。
例え死んでしまうのだとしても、どんな死に方なのか。ということは、当時の武士には大切にされていたと史実からも読み取れます。
この時の総司は幸せになりたいのではなく、近藤さんのために力になれる道を選び『どんな死に際なら最も後悔しないか』で生きているのかを描写したかったです。
そして、私の薄桜鬼ヒロインも同じく『ルールを守れば幸せなのか』という疑問と葛藤と戦い、選択をしていきます。
紫電清霜を書き始めた時に全く考えていなかったテーマになったのは、良くも悪くも大人になり、薄桜鬼の良さや幕末の日本史を噛みしめたからかなと思います。
日本史はいいですね……😌✨
後半は斎藤さんと子春の掛け合いでした。
この章の中では子春の視点がメインになったので、一君が何を考えていたのかが語られていません。
敢えてだったのですが想像して思ったのは、きっと原作通りだったと思います。
原作でも、何度か一君が夜ひとりで陣から離れるシーンがあります。
夜空を見上げて一君が何を考えているのかを想像すると、44話でのぶつかり合いに繋がるのかと思いました。
『剣の時代』が終わることへの戸惑い、寂しさ、哀しみ。
武士として一度死んだ自身を甦らせてくれた新選組、それ以外に自分が行ける居場所について。
そして武士とは何か。
おまけに紫電録ではヒロインを含めて妖についても絡んできます。
考えれば考えるほど、二進も三進もいかなくなるほど胸中は複雑であっただろうなと思います。
管理人自身に置き換えたとき、もう嫌になっちゃうなという場面でも顔にも出さずに清廉でいられること自体が斎藤 一が武士である証明で強いなと惹かれる魅力でもあります。
花烏賊 廉として潜入している子春は、設定として烏丸 凛の腹心の部下です。
人を見る目があり、冷静沈着で真面目、滅多に笑わない堅物。
だから似た者同士で一君と相性がいいのですが、子春は他者の感情の変化にとても敏感なキャラとして活かしてきました。
これは凛の影響で、凛が人のことをよく見ているのを敬っているから。
28話「面影」で椿が散る庭での一君とのシーンは、子春の人の変化を見つける優しさが表れた章でもありました。
人を見る目がある子春からしてみれば一君の、顔には一切出ない寂しさや苦しみに気付いており心配で目が離せないというのが本音です。
妖であるからこそ、肉体の脆い人間に対しての気遣い……とでもいうのでしょうか。
また、ヒロインと一君を密かに再会させたいと思ってくれている陰の応援者でもあります☺️
ここから甲州勝沼の戦を描くにあたり乱戦が続きますが、子春と一君の掛け合いはこの戦が最後になるでしょう。
ぜひお楽しみいただけたら嬉しい限りです。
それでは今回はこの辺で!
管理人の有輝でした。
紫電清霜 36話
とっても中途半端ですが。笑
本編を読み終わってからのあとがきを読むことをオススメします。
それではいってみよーう!😎
タイトルは“桑弧蓬矢”と書いて、【そうこほうし】と読むそうです。
勉強不足なもので、調べるまで読めませんでした。
意味は「男子が志を立てるときのたとえ。また遠大な志のたとえ」
【後悔しないために選択する】という意味を込めて、総司の志である「近藤さんの力になりたい」を表してみました。
最善なタイトルだったかどうかは、また別の話です。。
今回のお話は、総司とヒロインが再会するお話。
狛神くんが重丸を追って江戸に来たはいいけど、負傷。
総司が助けてくれて、ヒロインが合流します。
前半にあたる紫電一閃が2014年?に執筆が完了し、2021年まで全く手がついておりませんでした。
ただ、大まかな構想自体はずっと温めてあってようやく今、形になってます。
実は、今回の総司とヒロインの再会は、実は2014年の段階だと全く考えてませんでした。
物語の最後まで、ヒロインと新選組が再会することはないプロットを組んでいたからです。
つまり、はじめくんとヒロインも最後まで会えないんです……😨
でもそれだと夢じゃないな?楽しくないな?と思い……。🤔笑
要所要所で絡みをつくり、読んでいる方も、執筆する私も楽しめるように昨年の再開の時に組み直した構想でした。
最初に薄桜鬼を書いたのが2013年らしいので、9年も前のこと。
当時は黎明録をPSPでプレイしても、「キュンキュンできないなぁ〜?」なんて思いながら遊ぶお子様でした。
あの重厚感あるシナリオを真に理解できないほど視野が狭かったなとも思います。
が、時を重ね、いろんな人と関わるとやはりすいも甘いも知りまして。
多少なりとも成長し、いろんな作品を知り関わることで、黎明録も楽しめるようになり。
『自分もキャラクターにもっと命を、キャラの厚みを生み出したい』と思うようになりました。
( 影響を受けた直近の作品は、フルーツバスケットです。中学生の時に好きだったのを、アニメで見返しました。キャラの一人ひとりが際立ってます。よかったら見てみてください )
話を元に戻しまして。
キャラクター、つまり今回でいうと沖田 総司の存在に深さや厚みを出すために試行錯誤するわけですが……
結論!
やっぱり難しかったです!🤣
最推しのはじめくんですら難しいのに、あんなに複雑な心を持つ総司と向き合い紐解くのは……。これが今の私の限界です。笑
ただ個人的な感想としては、再会できてよかった。というのが強いです。
こんなシーン、総司ならなんて返す?
こんなシーン、総司ならなんて思う?
ヒロインと関わるなら、今までの物語を踏まえた上で彼はどうする?
と考えるのは、すごく楽しく勉強になりました。
総司は史実にも本家にもあるように、労咳がひとつのキーです。
ここから描く私の物語は、賛否両論が絶対ある結末になりますが、こんな話もあったらいいなという結末に向かって書き始めました。
温かく見守ってもらえると嬉しいです☺️
無名戦火録や紫電一閃と比べるとト書きの書き方も変わり、以前は1ページに1200〜1500文字だったのが現在は多い時で3000文字を超えます。
それくらい書きたいことが一杯詰まってて、詰めすぎてしまっている感じも否めません。笑
ただ書いていて本当に楽しいです!
以前は2時間くらい時間があれば1話分書き終えたのですが、現在は4時間ほどかかります。
プライベートではとある店舗の責任者もしておりましてなかなか時間がとれませんが、これからも書き続けていきたいなというのが本心です。
時間がかかるかもしれませんが、アルカナも紫電録も、気長に待っていてくださると嬉しいです。
それでは、今回はこのへんで!
管理人の有輝でした!
PS
余談ですが。総司は寝落ちたあとの狛神くんを結局もふりました🐕💕
あとがきDiary はじまりです。
みなさん、こんにちは。
ツイッター以外だとお久しぶりです。
もちろん、はじめましての方もいらっしゃると思います。
改めまして、管理人のゆうきです。
いつも遊びに来てくださり、本当にありがとうございます。
長らく更新できていなかったのですが、そんな期間の中でも遊びに来てくれる方がいらっしゃったこと、本当に嬉しく思います。
諸事情により時間が確保でき、2021年の初夏よりサイトの更新を再開して参りました。
無理なく、できる限りで更新を続けて来ておりますが、やはり日々感じるのは『小説書くのが好きだな』ということです。
好き放題に書いておりますが、そんな内容をみなさまが一緒に楽しんでくれるなんて……良い時代に生まれたなと思うばかりです。
さて。
今回、このブログを始めようと思ったのは大したきっかけではないのですが……
更新した1章ずつのあとがきをしたためたいなぁという思いがあり、とても中途半端なタイミングなのですが公開させていただくことにしました。笑
以前も一時期、守護団の連載中にやっていましたね。
執筆ペースをあげるために撤廃してしまったのですが、むしろ今はあとがきも書きたい思いがあり、こちらもやってみることにします。
あとがきというと大層なものに聞こえますが、裏話とか、どんな思いで書いていたのかとか。
推しについての想いを徒然なるままに語らいたいと思ってます。笑
毎章は難しい可能性もありますがゆるーく、首を締めないよう、続けることを目的としていきたいと思いますので、よければこちらもお付き合いください。
それでは、とっても中途半端ですが!
紫電清霜 36話について、次の投稿から語っていきたいと思います。